【肩こり④最終回】首の後ろがガチガチ・頭痛を伴う肩こりの正体|後頭下筋群 × 自律神経の緊張がつくる「神経型肩こり」
公開日:2025年12月18日|松山市 富久町・しらゆり接骨院
☃ 本日で肩こりシリーズはいったん一区切りです。
「首の後ろがつらい」「肩こりと一緒に頭痛が出る」
そんなお悩みのある方、ぜひ最後までお読み下さい。
首の後ろが辛く、頭痛までおこる肩こり
「首の後ろが常に張っている」
「後頭部が重く、締めつけられる感じがする」
「肩こりと一緒に頭痛・目の疲れが出る」
このタイプの肩こりは、単なる筋疲労ではなく、後頭下筋群(こうとうかきんぐん)と自律神経の緊張が深く関係しています。
研究では、後頭下筋群は筋紡錘(姿勢センサー)が非常に豊富で、姿勢・視覚・神経緊張の影響を受けやすい筋群であることが示されています。
後頭下筋群とは何か
後頭下筋群は、頭と首の境目(後頭部の最深部)に位置する小さな筋肉群で、
- 頭の位置をミリ単位で調整する
- 視線の安定(眼球運動との連動)
- 首の微細な動きの制御
を担っています。 サイズは小さいものの、神経支配が非常に密で、緊張が症状として表れやすいことが特徴です。
なぜ首の後ろが固まり、頭痛を伴うのか
① 交感神経優位(ストレス反応)
精神的ストレスや緊張状態が続くと、自律神経は交感神経優位となり、
- 首・肩の筋緊張が持続する
- 無意識の噛みしめ・食いしばり
- 呼吸が浅くなる
といった反応が起こります。 この状態では後頭下筋群が「休めないまま収縮し続ける」ため、頭痛や首の奥の不快感につながります。
② 睡眠の質の低下
筋肉と神経の回復は主に睡眠中に行われますが、
- 寝不足
- 中途覚醒
- 浅い睡眠
が続くと、首の深部筋の緊張が十分にリセットされません。 その結果、朝から首の後ろが重い・頭がスッキリしない状態が生じます。
③ 噛みしめ・食いしばりとの関連
顎の筋肉(咀嚼筋)と後頭部・首の筋肉は、神経学的に関連していることが知られています。
無意識の噛みしめがあると、
- 後頭部〜首の筋緊張が増す
- 緊張型頭痛
- 眼精疲労・めまい感
を伴うケースがみられます。
冬にこの肩こりが増えやすい理由
- 寒さで首・肩に力が入りやすい
- マフラーや厚着で首の動きが減る
- 日照時間の減少による自律神経の乱れ
温暖な松山市でも、12月以降は朝晩の冷え込みが強まり、 「首の後ろがつらい。頭痛も出てきた」というご相談がみられます。
今日からできる|首の後ろに効くセルフケア
1️⃣ 自律神経を整える呼吸
① 鼻からゆっくり吸う
② 口から細く長く吐く
③ 吐くときに首・肩の力を抜く(5回)
2️⃣ あご引きリセット
背筋を伸ばし、あごを軽く引いて頭を真上に引き上げる意識。 5秒 × 5回。
3️⃣ 後頭部ストレッチ
両手で後頭部を包み、あごを軽く引いたまま首の後ろを伸ばす。 15秒 × 2回。
※痛みが強い・悪化する場合は無理をせず、早めにご相談ください。
しらゆり接骨院の考え方
当院ではこのタイプの肩こりを
- 後頭下筋群の緊張
- 自律神経の状態
- 姿勢・頭部位置
を総合的に評価し施術を行います。
「肩だけ揉んでも良くならない」
「頭痛まで出てきた」
その背景にある原因を考えてみませんか。
📢 次回から新シリーズ
次回は【腰痛シリーズ】を考えています。 地域のみなさまの健康に少しでもお役に立てれば幸いです。
しらゆり接骨院
松山市富久町