【腰痛シリーズ②】最も多い腰痛|筋肉・筋膜性腰痛とは?
公開日:2025年12月24日|松山市 富久町・しらゆり接骨院
腰痛シリーズ第1回は、臨床で最も多くみられる腰痛、
「筋肉・筋膜性腰痛」について解説します。
「朝起きると腰が重い」
「立ち上がる瞬間が一番つらい」
「動いているうちに少し楽になる」
このような腰痛は、骨や神経ではなく、筋肉や筋膜の問題で起こっている可能性が高いと考えられます。
腰痛=ヘルニア・骨の異常と思われがちですが、
実際には画像検査で明確な異常が見つからない腰痛が全体の約8~9割を占めると報告されています。
筋肉・筋膜性腰痛とは何か
筋肉・筋膜性腰痛とは、
腰・骨盤・お尻・太もも周囲の筋肉や筋膜が硬くなり、動作時に痛みを生じている状態を指します。
原因として多いのは、
- 長時間の同一姿勢(座りっぱなし・立ちっぱなし)
- 姿勢の崩れや体の使い方の癖
- 繰り返しの中腰・前かがみ動作
- 運動不足や血流低下
といった、日常生活の中で無意識に続く負担です。
なぜ「動き始め」が一番つらいのか
筋肉は、動かさない時間が長くなるほど柔軟性が低下し、血流も落ちやすいという性質があります。
そのため、
・朝起きた直後
・長時間座った後
・車から降りた瞬間
といった場面で、
硬くなった筋肉が急に引き伸ばされ、痛みとして感じやすくなるのです。
少し動くと楽になるのは、
筋肉が温まり、血流が回復してくるためであり、筋肉・筋膜性腰痛の大きな特徴といえます。
放置すると起こりやすい変化
「動けば楽になるから大丈夫」と我慢を続けていると、
- 腰痛が慢性化する
- ぎっくり腰を繰り返す
- かばう動きが増え、姿勢が崩れる
- 首や肩、股関節にまで不調が広がる
といった負の連鎖に陥ることがあります。
違和感の段階で体を整えることが、
再発を防ぐうえで非常に重要です。
冬に筋肉・筋膜性腰痛が増えやすい理由
冬場は特に、筋肉性腰痛が悪化しやすい時期です。
- 寒さによる筋肉のこわばり
- 活動量低下による血流不足
- 厚着や防寒姿勢による体の使い方の変化
松山市でも12月に入り、
「朝の腰のこわばり」「動き始めの痛み」を訴える方が増えています。
今日からできる腰にやさしいセルフケア
※強い痛み・しびれがある場合は無理に行わず、早めにご相談ください。
① 骨盤ゆらし運動
仰向けで膝を立て、左右にゆっくり倒します。呼吸を止めず10回程度。
腰・お尻周囲の血流改善に効果的です。
② 太もも裏ストレッチ
仰向けで片脚を抱え、膝を軽く伸ばして15秒。左右2回ずつ。
腰への負担を減らす基本的なケアです。
③ 入浴で温める
湯船に浸かることで筋肉の緊張が緩みやすくなります。
しらゆり接骨院の考え方
当院では、筋肉・筋膜性腰痛を「腰だけの問題」として捉えません。
- どの動きで痛むのか
- 姿勢や体の使い方
- 骨盤・股関節との連動
- 深部筋の緊張状態
を丁寧に評価し、
なぜ今その腰痛が出ているのかを一緒に整理した上で施術を行います。
「腰痛だから電気とマッサージ」ではなく、
納得できる評価と説明を大切にしています。
しらゆり接骨院
松山市富久町