練習はできるけど、試合が怖いとき|体の中で起きていること
部活を続けたい中高生のための“判断の話”②|公開日:2026年2月10日|松山市 富久町・しらゆり接骨院
「練習は何とかこなせる」
「でも、試合になると不安が強くなる」
中高生のスポーツ傷害では、この状態で悩むケースが少なくありません。
走れる。動ける。
それでも、全力を出す場面だけが怖い。
これは気持ちの問題だけではなく、
体の中で起きている変化が影響している可能性があります。
「できる動き」と「避けている動き」が分かれ始めている
練習と試合の違いは、強度と再現性です。
・練習では無意識に強度を落としている
・怖い動きを自然に避けている
・本来のフォームを使い切っていない
こうした調整は、
体が自分を守るために行っている自然な反応です。
ただし、この状態が続くと、
「動けているようで、実は使えていない動き」が増えていきます。
試合が怖くなる理由は「失敗」ではありません
試合で不安が強くなるのは、
失敗を怖がっているからでも、もちろん根性が足りないからでもありません。
体が、
「この動き、この強度は、まだ安全とは判断できない」
そう感じているだけです。
特に、
- 切り返し
- ジャンプや着地
- 一瞬の全力動作
こうした場面で違和感が残っていると、
体はブレーキをかけ続けます。
見ておきたい体の反応
判断の材料になるのは、次のような反応です。
- 練習後より、翌日のほうが重さや違和感が増す
- 特定の動きだけ、力を入れきれない
- 無意識に反対側でかばう動きが出ている
これらがある場合、
体はまだ「完全に戻った」とは判断していません。
必要なのは「気合」ではなく「整理」
この段階で必要なのは、
無理に慣らすことでも、我慢を続けることでもありません。
・どの動きで不安が出るのか
・どこまでなら問題なく使えるのか
・何をそのまま続けているのか
これを一度、冷静に整理することです。
整理ができると、
「今は全体を止める必要はない」
「ここだけ調整すれば続けられる」
そうした判断がつく場合も少なくありません。
私たちの考え
しらゆり接骨院では、痛みの有無だけでなく、
・動きの質
・体の反応
・使い方の変化
を丁寧に確認しながら、「今、何が足りていないのか」を整理します。
試合が怖くなったときは、体が次の段階へ進む準備をしている途中かもしれません。
無理に押し切る前に、一度立ち止まって整える。
それが、結果として競技を長く続ける判断につながると考えています。
しらゆり接骨院
松山市富久町